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10月より携帯料金プランが大変貌!大手キャリア新プランまとめ

大手キャリアの新プランまとめ

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最近ではau、docomo、SoftBankなどが新プランを発表しています。休む間もなくプランが出ているので困惑されている方も少なくないと思います。

 

なぜこのようにどんどんプランが出ているのでしょうか?ただでさえ複雑だったプランに更にプランが増えるとなると、もういいよと思ってくる方も多いでしょうが、今携帯料金が消費者にとって使いやすく変化していっている途中なんです!

 

人間誰しも変化を嫌う性質にあります。それは考える事が非常に面倒で、且つ日頃の生活に差し支えが出てくるからだと思います。

 

そんな方に今回の記事は、なぜこのような状況になっているのか、これからどういう変化が起きてくるのかを簡単にわかりやすくまとめていきます!

 

色んな情報が飛び交っていて、部分的にしか認知していなかった内容が1発で理解でき、なおかつ今後の携帯料金の流れに乗り遅れないように出来ますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです!

 

なぜこのような状況になっているのか?

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今回なぜこのように続々と新プランを各社が発表しているのかなのですが、これは総務省の方で「携帯の違約金下げなさいねー」や「携帯の分割への割引も減額しなさいねー」という規制がかかったからです。

 

今までの流れが、長い契約期間や高額な違約金、携帯機種の分割などで、携帯キャリアの乗り換えのハードルが非常に高かったのが原因です。各社が他社乗り換えをさせない為に囲い込みをしていたんですね。

 

この問題を解決すべく、国の方で各社に携帯料金の見直しを図るように規制がかけられました。

 

①違約金設定を1,000円以下ににすること

②契約の縛りがあるものとないものの料金差額を170円以下に抑えること

③スマホ端末購入への割引を20,000円以下に抑えること

 

大まかにこの分かりにくい3点を満たすように規制がかかったので、各社新プランを出さざるを得ない状態になったという訳です。これだけだと分かりにくいと思うので1つずつ解説していきます!

 

 

 

①違約金設定を1,000円以下にすること

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これはいたってシンプルで、今までは2年契約をすると違約金が9,500円かかっていたと思います。これが10月1日から1,000円に下がるというだけです。

 

ただ現状のプランを継続してしまうと、以前のプランが継続となりますので、プラン変更をショップもしくはネット上で申し込む必要があります。10月1日にはプラン変更を出来るだけ早めにするように心がけておいた方が良さそうです!

 

②契約の縛りがあるものとないものの料金差額を170円以下に抑えること

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最近はニュースになっていたりもするので、この170円っていうワードをよく目にされているかと思いますが、これってどういう意味なんでしょうか?

 

そもそもなのですが、各社のプランには元々【2年の自動更新契約】と【2年縛りがない契約】の2種類があったんですね。この2種類のプランの料金差額が1,500円もあったんです。例えばdocomoの現状1番安いプランで考えると、2年縛りをなくして契約した場合、1,980円→3,480円になってしまうんですね!

 

こんなに高くなるなら皆さんは「2年縛り」を付けてしまいますよね。ショップに行ってもこっちから言わない限り半強制的に「2年縛り」のプラン前提での話が進んでいくので、2年縛りがない契約自体を知らない方も多くいるかと思います。

 

この状況が消費者にとって非常にネックになっておりましたので、国の方でこの差額を1,500円から170円まで下げなさいねという事で始まったのが今回のプランです。なのでdocomo契約を例にすると10月からは2年縛りをなくしても、1,980円→2,150円で使えるようになります。ここが大きな変化ですね!

 

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 ※docomo料金を例として挙げております。

 

そういう状態になるので、各社の10月1日からの新プランは以下の様になる予定です。

キャリア名

2年縛りあり

2年縛りなし

au

更新月以外の解約は1,000円の違約金

「2年縛り」より170円高い料金プランになる

docomo

更新月以外の解約は1,000円の違約金

「2年縛り」より170円高い料金プランになる

[dカード]での支払いで-170円割引可能

SoftBank

撤廃

違約金等なし

 

③スマホ端末購入への割引を20,000円以下に抑えること

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これも今までは、新しい機種を購入する事に割引が多いこともあったり、分割での支払い額を割引で相殺していくようなスタイルだったので、実質2〜4年程の縛りが発生していました。

 

これに対してはauやSoftBankの方で、携帯プランと機種購入を完全に個別にすることで、今回の規制を掻い潜ったようなプランを発表しています。

 

詳しくは下記を参照ください。

www.netwith.work

 

これからどうなっていくのか

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正直現状でも国対キャリアという形で、指摘してプランを出す、いたちごっこのような事が繰り返し起こっている状態にあります。

 

そもそも海外の方は、スマホ料金も2,000円前後で使っているなどで、日本の携帯料金が異常に高かった事が原因になっているようです。

 

今後消費者にとっては、料金も手軽で自由にキャリアを選べるような時代にはなりつつありますので、上手く立ち回れば楽しいキャリア選びも出来るかと思います!

 

また変更があれば追記していきますのでチェックして頂ければと思います!